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ATM現金引出し香港以外(日本その他海外)で現金を引き出す

日本を含む香港以外の国で銀聯(UnionPay)と提携しているATMから現金を引き出すことができます。

日本のATMから現金を引き出すためにまず必要な手続き まずはじめに

口座開設時には海外ATM引出し限度額が0※に設定されています。日本を含む香港以外の地域のATMでは 設定を行わないとATMから現金を引き出せません。日本で一度も現金を引き出したことがない場合はまず引出し限度額をチェックしてください。

海外ATM引出し限度額設定

※香港内のATMからは設定をしなくてもATMカードと暗証番号のみで現金を引き出せます。

海外ATM引出限度額の変更について

国内金融機関ATMでの銀聯(UnionPay)を含む海外発行カードの引出限度額がほぼ一律で一回あたり5万円に引き下げられています。これまで数十万円程度は一回の取引で引き出せていましたので、ATM利用の際にはご注意ください。なお香港国内のATMについては上記の対応外でここで設定した金額までは引き出せます。 2016年7月 

一部の銀行では限度額の引き上げや、逆に利用可能ATMの縮小など海外発行カードの利用環境が変わってきていますので事前によくご確認ください。 2018年6月

手数料について

日本国内のATMからHSBC香港口座の現金を引き出す場合は「ATM利用手数料」がかかりますが海外送金手数料は発生しません。少額を日本の口座に移す場合は非常に便利です。

ATM利用手数料はHKD20でHKD Savings(香港ドル普通口座)から引き落とされます。引き出す金額によってATM利用手数料は変わりませんが、金額に応じた為替手数料は発生します。

下記合計金額が 香港ドル普通預金口座(HKD Savings)から引き落とし
日本円で指定した金額 (ATMからは指定した金額が排出されます)
HSBCの手数料 HSBC ATM利用手数料 20HKD
為替手数料 HKD →JPY
日本金融機関の手数料  ATM手数料 無料~数百円

日本の金融機関ごとの利用手数料

提携金融機関が定めた手数料が一緒に差し引かれているためATMから現金を引き出した際、手数料がHKD20より高い場合があります。例えばセブン銀行やゆうちょなどのATM手数料は110円がかかります。

利用できるATM

UnionPay銀聯マークUnion Pay(銀聯)に対応したATMはマークの付いています。 日本国内では以下の金融機関ATMがUnion Pay(銀聯)に対応しています。

なお対応金融機関のATMでも設置場所によってはUnionPayに対応していない場合もあります。詳しくは金融機関のホームページまたは直接お問い合わせください。


ゆうちょ銀行ATM セブン銀行ATM
三菱東京UFJ銀行ATM 三井住友銀行ATM
MIZUHO銀行ATM SMBC信託銀行PRESTIA (旧シティバンク)ATM
イオン銀行ATM 京都銀行
ローソンATM Enet ATM
(ファミリーマート、サークルKサンクスなど)
北洋銀行ATM  

ATM

中国銀聯(China Union Pay)公式サイト 銀聯カードについての詳細はこちらをご覧ください。

ICチップ付きカードの利用できない国地域について

ICチップの付いたATMカードは以下の国と地域では利用することができません。

アルゼンチン、ブラジル、ギリシャ、マルタ、ニュージーランド、パナマ、トルコ

預金通貨と引き出し通貨

日本でATMを使うと払い出しはすべて「日本円」です。その際「HKD Savings(香港ドル普通口座)」から両替して引き出されます。日本円口座から直接円を引き出すことはできませんのでご注意ください。

紙幣

なお香港以外の外国でATMを利用する場合も現地通貨で引き出すことができます。引き落としは現地通貨と香港ドルを両替して香港ドル普通口座からとなります。海外で現金が必要な場合でも両替商を通さずに現金を手にすることができます。

一日あたりの引き出し限度額

パーソナルインテグレーテッド口座
(旧 スマートバンテージ)
HKD 20,000(約281,600円) まで
アドバンス口座 HKD 30,000(約422,400円)まで
プレミアム口座 HKD 40,000(約563,200円) まで

※一日に何回か手続した場合でも引き出せる合計金額は各プランの上限額までです。
※為替レートは随時変動します。(上記の例は 1香港ドル=14.08日本円 で計算)  2018年6月現在

海外ATM引き出し限度額設定は上限額の100%または50%のどちらかで設定出来ます。ご自身の設定額が分からない場合はインターネットバンキングから確認出来ます。
>>海外ATM引出し限度額設定

1日の限度額は口座ごとに設定されています。引き出す機械や金融機関を変えてもその合計で計算されます。また上記はHSBCの定めた限度額ですが利用する金融機関のATMごとに限度額が設定されている場合もあります。例えばゆうちょ銀行の場合は海外発行カードの1回の引出し限度額は10万円までです。

日本のATMからの引出し限度額

上記のHSBCの設定した1日あたりの引出し限度額とは別に、日本のATMに1回あたりの引出し限度額が設定されています。

5万円まで/回
Enet ATM
(ファミリーマート、サークルKサンクスなど)
4万円まで/回
SMBC信託銀行プレスティア(旧シティバンク) USD1,000まで/回
セブン銀行 三井住友銀行 10万円まで/回

ATM引き出し限度額

仮にHSBCの1日の引出し限度額をHKD20,000に設定しており、ゆうちょ銀行ATMで9万円引き出したい場合、HSBC側の設定は問題なく引き出せますが、ゆうちょ側の一回あたりの限度額が5万円なので、2回引き出し操作が必要ということです。この場合2回手続きしているためATM引き出し手数料は2回分口座から引き落とされます。

ICチップ付き新カード発行にともなう変更

旧型の磁気カードではPlus/Cirrus対応のATMも利用できましたが、新しいICチップ付きのキャッシュカードはPlus/Cirrusには対応していません。Plus/Cirrusを利用するためには引落し口座をHSBC口座にしたVisa/Masterのクレジットカードを発行し、ATM利用機能を追加する必要があります。

また香港窓口であればPLUS対応のカードを発行することも出来ます。

クレジットカードによるキャッシングと引落し

口座と紐付いたカード発行の際にクレジットカードを申し込んだ場合も利用前にカードの登録手続きを行って下さい。登録したカードについては利用限度額や履歴などの情報をネットバンキングから照会できます。また引落し口座が普通預金口座とは異なるので引落し日の残高に注意し不足の場合は振り込んでおくようにして下さい。不足の場合は遅延金が発生します。

残高照会について

HSBCの銀聯カードを日本の提携ATMで利用する場合主に「現金引出し」と「残高照会」が利用できます。送金や両替、PINの変更といったサービスは国内ATMでは利用できません。「残高照会」はカードのパスワードさえ分かれば海外ATM引出し限度額設定をしなくても利用できます。逆にいうと残高照会ができない場合はご利用のキャッシュカード自体が失効している可能性もあります。その場合はHSBCにお問い合わせください。

口座凍結に関して

HSBCの口座は2年間取引がないと休眠口座として銀行に凍結されてしまいます。凍結された口座は取引ができなくなるうえに解除には窓口での手続が必要になります。口座凍結を回避するための方法として定期的にATMで現金を引き出すという方法があります。 口座残高不足による「口座維持手数料」がかからないよう残高に注意して取引を行うようにしてください。

ATMに関するよくあるトラブル

ATMをご利用の際に現金が引き出せないとのご相談がよく寄せられます。よくある事例を下記にまとめていますのでご自身の状況と照らしあわせてご確認下さい。

①海外ATM引出し限度額設定を行っていない。

HSBC開設時には海外ATMからの引出し限度額はゼロになっています。インターネットバンキングまたは書類手続きで限度額を引き上げる必要があります。
海外ATM引出し限度額設定の手順

②引落し口座の残高が十分でない。

ATMからの現金引出しは「HKD Savings(香港ドル普通預金口座)」からになります。香港ドル当座預金口座や日本円口座や米ドル口座に残高があってもATMからは引き出せませんのでその場合は口座内振替や両替をする必要があります。
口座内振替の手順    外貨両替の手順

③PIN(暗証番号)の間違い

ATM PINは6ケタの数字の暗証番号です。忘れ・紛失などで手続きができない場合はPINを再発行する必要があります。インターネットバンキングまたは書類手続きが必要です。新しいPINはHSBCから郵便で送られてきます。

発行されるPINはランダムな数字でこちらが指定することはできません。
※PINの再設定は香港国内HSBCのATMで行います。
※新しいPINは香港から郵送で通知されますので受取まで数日かかります。
PINの再発行手順

④口座が凍結されている

長期間口座を利用していないと安全対策として口座を凍結されてしまいます。その場合は窓口または電話での本人確認および口座再開の手続きが必要です。

口座が凍結(ロック)されてしまった場合はかんたんHSBCへお問い合わせください。

⑤ATMの取引画面が表示されない

各金融機関のATMによって若干操作方法が異なりますのでご注意ください。 海外カード取引を選択してからでないとカードが認識されないATMもあります。

ATMカードの有効化ができていない場合や磁気エラーなどによって利用できないようであればカードを再請求する必要があります。
ATMカードの再請求

⑥各金融機関の定めた1回あたりの限度額を超えている

多くの金融機関ではUnion Payを含む「海外発行カード」の1回あたりの限度額を低く設定しているようです。その場合は手数料がかかってしまいますが何度かに分けて手続する必要があります。

⑦ATM操作中にHSBCから電話がかかってきた?

希なケースですが、普段と違う場所で多額の現金を引き出した、何度も続けて限度額一杯まで現金を引き出そうとしたといった際にHSBCから安全確認のため電話連絡がある場合があります。電話連絡があると行ったんATM引き出し操作がロックされますので落ち着いてHSBCからの連絡に対応してください。

英語表記のATM操作でよく使う単語

覚えておいた方が良い単語の一覧です。もしATMの操作の途中で分からなくなってしまったら、一旦操作を取り消して最初からやり直すようにしてください。やり直すにはCANCEL、EXIT、CLEARなどを選択してください。

暗証番号 PIN、SECRET CODE
口座 ACCOUNT
普通預金 SAVING
クレジットカード CREDIT、CREDIT CARD
お引き出し (CASH)WITHDRAWAL、GET CASH
残高照会 Balance inquiry
確認・実行 ENTER、OK、YES、CONFIRM 
取り消し CANCEL、EXIT
訂正 CLEAR

窓口での現金引出しについて

日本国内の金融機関窓口ではHSBC口座からの現金引出しは出来ませんので、どうしても窓口手続きをしたい場合は、一度他の金融機関口座へ送金するなどの手順が必要です。

※香港内のHSBC窓口であればもちろん現金を引き出すことが出来ますが、香港ドル以外の外貨で引き出す場合は事前に予約をしておかないと在庫が無いことがあります。米ドルや人民元は窓口ストックが十分な場合がほとんどですが、日本円を含めた通貨の場合は事前に確認してください。

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