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口座の種類(口座維持手数料)

HSBC個人口座では主に3種類の口座種類(グレード)があり手数料や受けられるサービスが異なります。

口座の種類

総合口座とは

総合口座とは香港ドル以外の通貨口座や定期預金、当座預金、投資口座(別途申し込みが必要)を一つの名義で管理する口座のことです。この総合口座サービスには下記のグレードがあります。

Premier(プレミア)

預金平均残高(TRB) 1,000,000HKD
口座維持手数料(月額) 380HKD
外貨入金手数料(1日あたり)
入金額の0.25%
日本円:JPY300,000 以上
米ドル:USD7,500 以上
ユーロ:EUR1,500 以上
英ポンド:GBP1,500 以上
上記以下:無料
外貨出金手数料(1日あたり) 15万円以上:0.125%
15万円以下:無料
ATM引出し限度額(1日あたり)※ 40,000HKD

上級のクラスです。外貨入出金手数料の優遇の他にも、専任の担当者や専用のラウンジが利用できます。 世界のどこかのHSBCにプレミア口座を持っていれば、他国のHSBCで預金平均残高に関係無くプレミア口座を開設できます。他国のHSBCと口座をリンクするグローバルビューも利用出来ます。

Advance(アドバンス)

預金平均残高(TRB) 200,000HKD
口座維持手数料(月額) 120HKD
外貨入金手数料(1日あたり)
入金額の0.25%
日本円:JPY150,000 以上
米ドル:USD1,500 以上
ユーロ:EUR1,000 以上
英ポンド:GBP1,000 以上
上記以下:無料
外貨出金手数料(1日あたり) 75,000円以上:0.125%
75,000以下:無料
ATM引出し限度額(1日あたり)※ 30,000HKD

中間クラスでPremierおよびAdvance口座ではクレジットカードの発行が可能です。店舗によってアドバンス専用の窓口がありそちらの利用も可能です。

Personal Integrated( パーソナルインテグレーテッド)※旧スマートバンテージ

預金平均残高(TRB) 5,000HKD
口座維持手数料(月額) 60HKD
外貨入金手数料(1日あたり)
入金額の0.25%
日本円:JPY150,000 以上
米ドル:USD1,500 以上
ユーロ:EUR1,000 以上
英ポンド:GBP1,000 以上
上記以下:無料
外貨出金手数料(1日あたり) 75,000円以上:0.125%
75,000以下:無料
ATM引出し限度額(1日あたり)※ 20,000HKD

最も手数料の安いクラスです。主にインターネットバンキングを利用するなら、このクラスでも充分です。

以前のSmat Vantage(スマートバンテージ)に代わり新設されたクラスです。受けられるサービスはほぼ同じです。スマートバンテージで開設された方は引き続きお使いいただけます。

HSBC Jade

Premier口座の上位クラスとしてJadeがあります。専用のコンセルジュと商品の利用やオーダーメイドでの商品組も可能です。Jade口座の開設条件は約800万HKD以上の預金と審査が必要です。

ATM引出し限度額について

2017年1月8日以降で全てのカードで現金引き出し限度額が80,000HKDとなりましたが、それ以前に口座開設された場合は以前の限度額が適応されます。カードを再発行しても新しい限度額は適用されません。

預金平均残高 TRB「Total Relationship Balance」と口座維持手数料

預金平均残高は直近の過去3カ月の平均預金額です。口座の種類ごとに設定された預金平均残高に満たない場合は口座維持手数料が発生します。口座維持手数料はHKD Savings(香港ドル普通預金口座)からの引落しとなります。

TRBは定期預金、株やファンドなど投資商品、外貨預金など口座内の預金全てを香港ドルに換算して計算します。投資商品の場合はその時の時価総額、外貨はリアルタイムのレートで計算します。

月ごとの預金総額を過去3カ月で平均しているので、今月の預金額が預金平均残高をクリアしていても、先々月、先月との平均額で下回っていると手数料が発生する点は注意が必要です。

預金平均残高 TRB

【オススメ!】
口座維持管理手数料がかからないようにする手法として「定期預金」があります。最低預金額を定期にしておけばATMからの引出しや送金で残高が不足することはありません。

定期預金
ATM利用限度額についての注意

HSBC口座の種類によってATM引出し限度額が決まっています。日本国内の場合は提携ATMを利用することになりますが、ATMの種類によっては一回の手続き限度額が決まっているのでその場合は再度手続きをしてATM利用限度額まで引き出すことができます。但しATMの利用手数料は手続き毎に発生します。

HSBC Frequently Asked Question

日本円や米ドルなど外貨で預金されている方へ

口座ごとの最低預金額の算出はHKD(香港ドル)に換算して計算されます。最低預金額を下回らないように計算して外貨預金していても、レートが大きく変動すると香港ドル換算で最低預金額を下回っていることがありますのでご注意ください。

外貨入出金手数料無料の上限額

下記口座ごとの上限額以下の場合は外貨入出金手数料は無料です。

     プレミア口座    アドバンス口座
パーソナルインテグレーテッド口座
※旧スマートバンテージ
米ドル USD 7,500ドル 1,500ドル
日本円 JPY 300,000JPY 150,000円
ユーロ EUR 1,500ユーロ 1,000ユーロ
シンガポールドル SGD 1,000ドル 500ドル
タイバーツ THB 20,000バーツ 10,000バーツ
英国ポンド GBP 1,500ポンド 1,000ポンド
カナダドル CAD 1,500ドル 1,500ドル
スイスフラン CHF 1,000フラン 500フラン
NZドル NZD 2,000ドル 2,000ドル
豪ドル AUD 1,500ドル 1,500ドル

口座の選び方

日本から使うことを考えると上記の3種類から選ぶことになります。パーソナルインテグレーテッドでもインターネットバンキングや外貨預金など基本的な機能は備えていますので、一般的な利用には十分です。

アドバンス口座は最低預金額がパーソナルインテグレーテッドより高く設定されていますが、クレジットカードの契約をするにはアドバンス以上の口座ランクが必要です。

プレミアは多額の送金をする際の手数料優遇や口座利用、運用について相談できる担当者が付きます。またプレミア口座のでは銀行窓口でプレミア専用のブースを利用出来ますのでまとまった資金を運用される方向けの口座となります。

口座のダウングレード

香港で口座を開設される場合「Advance」以上のグレードでの開設を求められることが多いためほとんどの方はAdvanceをつかわれています。しかしその後入金が無いと残高不足になり口座維持手数料がかかってしまいます。その場合はグレードを落として無駄な手数料がかからないようにします。

口座種類の変更

プレミアセンター

プレミア口座をもっている方は専用のプレミアセンターを利用することが出来ます。他の支店に併設されている場所以外にも別にプレミアセンターのみの店舗もあります。ただしやり取りは英語または中国語が必要となります。 プレミアセンターの場所は支店検索で探すことが出来ます。

https://www.hsbc.com.hk/personal/contact-us/branch-locator.html

預金平均残高をチェックする

インターネットバンキングからログオンしてTRBをチェックできます。この金額が最低預金額を下回らないように管理してください。

HKモバイルバンキング

モバイルバンキング

スマートフォン・タブレットから利用できるHKモバイルバンキングの残高照会からも平均預金残高の参照ができます。外出先や渡航先でもかんたんにチェックすることができます。

HKモバイルバンキング

インストール方法や詳しい操作方法は上記URLよりご確認ください。

口座のロックについて

HSBC口座は二年間取引がないとセキュリティのために凍結(ロック)されてしまいます。一度ロックされてしまった口座を再び利用できるようにするためには香港窓口での手続きが必要です。凍結処理は事前に郵便で連絡がありますのでこの通知が届いた場合は速やかに現金を引き出すなどして取引を行って下さい。

法人口座について

上記の手数料や限度額等の条件は全て個人口座のものです。法人口座の場合はまた条件が異なりますのでご注意ください。特にインターネットバンキングの利用画面も個人向けのものとは全く別ですので法人口座の方はご注意ください。

自分の口座種類がわからない場合・・・

口座を開設してから口座種類が分からなくなってしまった場合は、インターネットバンキングからログオンして残高表示の箇所を確認すれば口座番号の箇所にご自身の口座種類が表示されています。

残高照会

card

インターネットバンキングを使えない場合はATMカードをご確認ください。プレミアやアドバンスはカードに口座種類が記載してあります。また記載のないシルバーのカードはパーソナルインテグレーテッド(スマートバンテージ)です。なお、VISAなどのクレジットを付加された場合はカードデザインが異なる場合があります。card

 ジョイントアカウントについて 共同名義口座

HSBC香港では2名の名義人で利用できる「ジョイントアカウント(共同名義口座)」があります。口座種類については上記の単独名義と同じです。

ジョイントアカウント 共同名義口座

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